関西のお笑いといえば、吉本興業でしょう。
この吉本が現在のように確立したルーツって知っていますか。

明治45年に吉本吉兵衛と、妻のせいが、第二文芸館を買って、寄席の経営を始めたのが最初です。
その後、寄席をチェーン展開して、たくさんの芸人さんが所属することになります。

漫才というのは、漫談から、吉本興業が命名したものだそうです。
どんどん進化を遂げて、今の吉本興業は、テレビ業界でも欠かせないほどの大きな会社になりました。

ここに所属するタレントは、歩合制のため、芽が出ないときの芸人さんは、大変です。交通費や、銀行のATM手数料の方が高いぐらいなんですって。
だから、アルバイトしながら仕事をしているんですね。
ハングリー精神が強く、売れる芸人さんになりたいっていう強い意志がないとつぶれてしまいますから、
ここから成長した芸人さんはちょっとやそっとじゃ倒れない根性があるような気がします。

最初のギャラは、1ステージ500円で、コンビだと半分になる
営業のギャラは、本人の手元には、1割しか入ってこず、後は、吉本興業に入るらしいです。
ってネットにのってました。

上下関係も、とても厳しく、実年齢ではなく、先に入った者が先輩なので、
中学生でも自分が後に入ったら、先輩なので、「兄さん」と呼んでたてなければならないらしいです。

厳しいのに、毎年1000人以上の芸人さんが入ってくるのに、ここに残れるのは、3.4人なんですって。
そんな厳しいのに、芸人として売れるように吉本に入ろうとする人が多いんですね。
大阪の子供達は、悪いことをすると、お母さんから、そんなだと吉本に入れるよ！って??られるそうです。
それだけ、厳しいということなんですね。